私って糖尿病?糖尿病の症状と簡単なチェック項目10個を紹介!

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今回は、生活習慣病の1つである「糖尿病」について調べてみました。


>>参考文献はこちら。

糖尿病_NATA_スクショManagement of the Athlete with Type 1 Diabetes Mellitus | National Athletic Trainers’ Association Position Statement

全米アスレティックトレーナー協会から出されている、1型糖尿病を持つアスリートのケアや管理についてまとめられた、ポジションステイトメントです。

 
糖尿病_厚生労働省_スクショ

糖尿病に関する情報は、厚生労働省のサイトからも手に入れることができます。

 

 

追記:11/30/2017】下の本を参考に、記事にいくつか項目を追加しました。「血糖値」に関することが多く述べられています。

 

糖尿病とは?

糖尿病とは、血糖値が高くなる病気のことを言います。

それではまず、「血糖値」ってなんなのでしょうか?

 

血糖値とは?

ごはん・パン・じゃがいもなどの炭水化物を含むものを食べたり、清涼飲料水などの糖質を含む水分を摂ると、それは小腸で分解されて「ブドウ糖(=グルコース)」ができます。このブドウ糖が、血液によって様々な筋肉や脳・臓器の細胞に運ばれて、エネルギーとして私たちが活動するために使われます。エネルギーがないと、脳は働かなくなって眠くなったり集中できなくなり、筋肉も思うように動かなくなって疲れてしまいます。

つまり血糖値というのは、ブドウ糖が血液にどれくらい含まれているのかを示す値のことなのです。

 

ではなぜ、血糖値が高くなるとダメなのか?血糖値が高いということは、それだけ血液にブドウ糖が含まれているんだから、エネルギーもたくさん脳や筋肉に運ばれるのではないのか?

糖尿病の人は、糖質を摂取して、小腸でブドウ糖に分解されるところまでは糖尿病じゃない人と変わらないのですが、そのブドウ糖が脳や筋肉の細胞にうまく運ばれずに、血液の中にとどまってしまいます。そのため、エネルギーとして使われないブドウ糖がどんどん血液にたまってしまい、血糖値が上がっていくのです。

血糖値の上がりすぎは、最悪の場合意識を失ってしまい、命の危険にさらされます。よって、インスリンによる体内の血糖値のコントロールは、とても重要なのです。上がりすぎも命の危険があり、下がりすぎも命の危険があるのです。

 

それでは、なぜブドウ糖が脳・筋肉まで運ばれずに血液内にとどまってしまうなんてことが起きてしまうのでしょうか。その理由はインスリンがうまく働かない」「膵臓がインスリンをうまく作り出すことができないことが原因です。

 

インスリンとは?

インスリンは、血液中のブドウ糖を脳や筋肉に運んでエネルギーに変える役割を果たすホルモンです。体の中で唯一、血糖値を下げる働きを持つホルモンで、膵臓(すい臓)でつくられます。食事で大量の糖質をとった後、必要な細胞にブドウ糖を運んでエネルギーに変えたり、ブドウ糖をグリコーゲンや脂肪の形に変えてエネルギーが必要なときに使えるように蓄えたりと、血糖値が上がりすぎないように調節してくれます。

ですが、糖尿病の人は、すい臓が充分な量のインスリンをつくることができなかったり、血糖値を下げたいタイミングですい臓がうまくインスリンを作り出すことができなくなってしまいます。結果、ブドウ糖を脳・筋肉の細胞に運んでくれなかったり、グリコーゲンや脂肪の形に変えることができずにブドウ糖のままで血液中に放置したりして、血糖値の調整をしてくれない(できない)のです。

 

すぐにケアをして血糖値を正常な値に戻さずに、血糖値が上がったままの状態が続くと、様々な臓器(特に血管, 神経, 目, 腎臓, 心臓)の損傷や機能不全につながる恐れがあります。この、糖尿病を放置しておくとなってしまう代表的な糖尿病の合併症は「糖尿病3大合併症」と呼ばれています。 

 

糖尿病3大合併症とは?

手_しびれ_糖尿病

それでは、簡単にですが、代表的な糖尿病による合併症を3つ紹介します。

 

糖尿病神経障害

手・足がしびれてきたり、感覚がなくなってしまって、ケガややけどに気がつかなくなる末梢神経障害が最初に出てきます。更に進行すると、筋力の低下や立ちくらみ、異常な発汗などの自律神経障害に発展します。

 

 

糖尿病網膜症

目にある網膜という部分の血管が損傷し、視力が悪くなっていき、最悪の場合は失明にいたります

 

糖尿病腎症

腎臓の働きが悪くなって、体内でおしっこをつくることができなくなります。すると、人工透析をして、機械でおしっこをつくって排出しなくてはいけなくなります。週2〜3回は病院に通うことになるため、日常生活に大きな影響を与えます。

 

私って糖尿病?簡単な糖尿病チェック方法を紹介!

睡眠_時差_昼_糖尿病

「医者が教える食事術 最強の教科書」を参考に、誰でもすぐに行えるチェックテストをここで紹介します。以下の10項目を、マルかバツで答えてみてください。

全然満腹にならない
朝食をしっかり食べたにも関わらず、ランチの時間前にはもうお腹が空いている
ランチの後、何となく疲れや空腹感がある
お腹が空いている訳ではないのに、夜何か食べたくなる
どうしても夜食を食べたくなる
甘いものやファストフードなどを食べ始めると止まらない
お腹はいっぱいなのに食べ続けてしまう
食べ物をみたり、匂いを嗅ぐと、無性に何か食べたくなる
食べ過ぎたなーと感じた時、体がだるい
10 ダイエットしたことがあり、その後リバウンドしてしまった

以上の10個の質問で、8個以上マルと答えた方は、かなりの「糖質中毒」であると言える、と参考にした本では示されています。マルが多ければ多いほど、自分が意識せずとも糖質を摂ってしまっている=糖尿病になるリスクがある、ということになります。

 

糖尿病の症状

それでは、果たして自分は糖尿病なのかそうでないのか、をどうやってチェックすることができるのか?まずは、以下にある糖尿病の人に特有の症状が出ていないかをチェックしてみましょう。

  • 頻尿(頻繁におしっこが出る)
  • 常にのどが乾いている
  • 常にお腹が空いている(食事中でも)
  • 常に疲れている
  • 目・視界がかすむ
  • キズやあざがなかなか治らない
  • 食事をしっかり食べているのに体重が減る(=1型糖尿病の症状)
  • 手・足がしびれる or 感覚がない(=2型糖尿病の症状)

以上に挙げたような症状が複数ある場合は、病院に行って検査を受けましょう。糖尿病の有無は、専門医に血液検査をしてもらうことで確実にわかります。厚生労働省が平成19年に行った国民健康・栄養調査によれば、糖尿病が疑われる人の約40%は、自分が糖尿病だと気づいていなかったり、治療を全く受けていないそうです。治療をはじめるのが遅れて、上に挙げたような合併症にならないように、ちょっとでも気になったら病院へ行きましょう!

 

血糖値測定器の利用

上で紹介した「10個のチェックリスト」は、普段の生活の中で自分はどれくらい糖質を摂ってしまっているのかをチェックするテストなので、糖尿病かどうかを判断するものではありません。よって、より詳しく自分の血糖値の状態を知りたい場合や、自分が糖尿病なのかどうかを知りたい場合は、専門医に診てもらうことがもちろん一番正確で間違いないです。

そこまでではないけどちょっと調べるのには興味があるな、という方は、「血糖値測定器 」を使うことで、自分で自宅で血糖値を測ることができます(Amazonなどでキットが販売されています)。

専門医に診てもらうことが一番ですが、あくまで参考として、具体的な血糖の値について少しだけ。

  • 朝食前もしくは食事をとってから4時間以上後の、空腹時の血糖値が60~100mg/dLなら正常。
  • 食事をとってから2時間後の血糖値が140mg/dL以下なら正常。

この数値の範囲外の血糖値が出たら、病院に行ってちゃんと検査を受けましょう。糖尿病の可能性があります。

 

糖尿病にならないために 

それでは、糖尿病にならないために、何かできるのでしょうか。

もちろん糖尿病は予防できます。糖尿病にならないためには何をすればいいのでしょう。予防の方法は以下の通り。

  • 定期的な運動(週5日、1日30分ほどのウォーキング / 早歩き)
  • 糖質の摂取を控える
  • 健康的な体重を保つ
  • 血液検査を受けて、糖尿病かどうかチェックする(早期発見がとても大事)
  • タバコをやめる(合併症を防ぐため)

糖尿病(もしくは糖尿病予備軍)と診断された場合は、医師の指示に従いましょう。糖尿病には大きく分けて「1型糖尿病」と「2型糖尿病」の2種類あります。どちらの型かによって治療・ケアの方法は違うので、しっかり医師のアドバイスを聞きましょう。

 

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